Windows環境で、使えると便利な小技集

まえがき

引っ越しバタバタで2か月も間をあけてしまったので、その関連の内容をまとめて書こうと思っている。しかし内容が多く、準備に時間がかかるので、いったん別の話を。 これまで全然技術系のエントリがないので、専門的すぎないものを書こうと思い、今から5ヵ月ほど前に一度別の場所でまとめたものをもとに、更新して載せてみる。

Windowsの操作はマウスとキーボードで行うが、キーボードだけでもかなりの操作ができる。 ショートカットキーを使いこなせると、とても作業効率も上がるので気になるものがあればぜひPCで試しながら見てほしい。

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Windowsのショートカットキー

きほんのき

行うこと	コマンド
コピー	Ctrlキー + c
貼り付け	Ctrlキー + v
切り取り	Ctrlキー + x
元に戻す	Ctrlキー + z
選択範囲を太字にする	Ctrlキー + b
選択範囲に下線をひく	Ctrlキー + u
更新	F5
名前の変更	F2
閉じる/シャットダウン	Altキー + F4
ウインドウ切り替え	Altキー + Tabキー

キーボード操作中心で、かつ複数のウインドウを使って作業する際は、Alt＋Tabのウィンドウ切り替えが非常に役立つ。 また、地味にF2で名前変更できるのが便利。 Windowsのシャットダウンは、他にもいろいろ方法があるが、Alt＋F4が一番オススメ。

追加で使いたい

開くもの、行うこと	コマンド
エクスプローラを開く	windowsキー + e
ファイル名を指定して実行	windowsキー + r
ロック	windowsキー + l
検索	windowsキー + s
デスクトップの表示/非表示	windowsキー + d
全てのウインドウの最小化	windowsキー + m
最小化したウインドウの復元	windowsキー + Shiftキー + m
システムのプロパティ	windowsキー + Pause
アクティブなウインドウの移動、サイズ変更	windowsキー + 方向キー
拡大鏡	windowsキー + ＋
ウインドウ内を矩形選択してスクリーンショット	windowsキー + shiftキー + s
タブ(ブラウザ)やシート(Excel)の切り替え	Ctrlキー + PgUp/PgDn
右クリックメニューの表示	Shiftキー + F10
ゴミ箱に移動せず削除	Shiftキー + Delキー
文字単位での範囲選択	shiftキー + 方向キー
単語単位でのカーソル移動	Ctrlキー + 方向キー

使いたいアプリケーションのアイコンを全てデスクトップやタスクバーにおいておくのも悪くはないが、例えばWinキー+sで検索窓を出して、Excelだとかchromeだとか入力しても実行できるし、むしろその方が速い。だいたい3文字くらいで目的のアプリが開ける。 ウィンドウの移動、サイズの変更、については使ったことのない人は使ってみてほしい。画面サイズに合わせて自動で調整してくれるので、見栄えもとても良い。

個人的には、「windowsキー＋Pause」が好き。家電量販店でPCコーナーに行ったら、とりあえずやってみると、スペックとかが見えて面白い。

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「ファイル名を指定して実行※」の活用

※[windowsキー]＋[ r ]で開く。

やや一般向け

プログラム	入力内容
アプリケーションの追加と削除	appwiz.cpl
コントロールパネル	control
スクリーンキーボード	osk
タスクマネージャ	taskmgr
電卓	calc
ユーザフォルダを開く	.（ドット）
Cドライブを開く	c:

電卓を使うときは、Ctrl+R → calcと入力。これ結構使うのだけれど、どうだろうか。

たぶんエンジニア向け

プログラム	入力内容
コマンドプロンプト	cmd
ネットワーク接続	ncpa.cpl
リモートデスクトップ接続	mstsc| mstsc
レジストリエディタ	regedit／regedt32
デバイスマネージャ	devmgmt.msc
イベントビューア	eventvwr／eventvwr.msc
サービス	services.msc
インターネットオプション	inetcpl.cpl
グループポリシー	gpedit.msc
nslookup	nslookup
powershell	powershell

仕事では、Windowsサーバへの接続が多いので、Ctrl+R → mstscをよく使う。

.cplやら.mscやらがついているのは面倒なので、powershellを開いて、その中で拡張子を省いて入力することも多い。

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番外編：Excel

入力系

行うこと	ショートカットキー
現在のセルを編集	F2
現在の日付を入力	Ctrlキー + :
現在の時刻を入力	Ctrlキー + ;
上のセル内容をコピー入力	Ctrlキー + d
カーソルのある行を全て選択	Ctrlキー + Space

セル書式系

行うこと	ショートカットキー
セルの書式設定ダイアログボックス表示	Ctrlキー + 1
セル外枠の罫線を設定	Ctrlキー + Shiftキー + &
セル外枠の罫線を設定	Ctrlキー + Shiftキー + _

Excelだと、セル内に入力する際は、ダブルクリックか上の方にある入力欄をクリックしないとならず、非常に面倒（そのまま打ち込むと上書きしてしまう）。しかしF2を押せばすぐ編集・入力できるので、便利。

まとめ

基本的に、長時間作業していると、手がマウスとキーボードの間を行ったり来たりすると疲れやすい。 こうしたショートカットを使いこなせると、作業時間が短縮できるだけでなく、ストレスや疲れも減り、捗る。私も初めは「きほんのき」くらいしか使えなかったので、少しずつ、使えそうなものから覚えていって増やしていってほしい。

ちなみに手の疲れはマウスを使う動作自体でも蓄積するので、私は10年前からトラックボールを使っている。 一時期絶滅しそうな勢いで店頭から姿を消していたが、最近は復活の兆しがある。 LogicoolのM570とても使いやすい。

LOGICOOL ワイヤレストラックボール M570t